僕にとって大事な1冊です。
Jリーグサポーターを中心に大きな反響を呼んだ、
はとのすさんが初めてJリーグの試合を観戦してから、FC東京サポーターになるまでの
一連の観戦記事を書籍化したものです。
体験した当日から間を空けずにまとめ、投稿していたからなのかは分かりませんが、
どの試合の観戦記も、現地で著者が体験した感動や興奮(と、時にはネガティブな感情)が
まるで読み手であるこちらも同じ空間にいるかのような気分にさせてもらえる、
そのぐらいフレッシュです。
個人的には
・自身が大宮サポになった時期と、著者がFC東京サポになった時期が近い
・「生で観る選手のプレーって、こんなに上手いのか!」と初観戦時に衝撃を受けた
・サポになった日がショッキングな試合を目の当たりにした日だった
(ちなみに僕の場合は、2014年12月6日。何があったのかはお察し 笑)
などの点から、特にシンパシーを覚えました。
とにかく、この本の最大の魅力は
「サポーターになりたての頃の、素直な感動や興奮を再体験できる」
これに尽きます。
応援するクラブの調子がよくなかったりなど、クラブへの気持ちが離れそうになった時に
また支えてあげるモチベーションを取り戻す為に読んだり。
「観戦に興味はあるけど、なんか入って行きにくい世界なんだよな・・・」
と思っている友人へ、スタジアムへ行く後押しの1つとして勧めてみたり。
などという場面でこの1冊が役に立ってくれるのではないかな、と思います。
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