【ついにJ開幕!】サガン鳥栖vsヴィッセル神戸を観戦して思ったこと

2018/02/23

Jリーグ ヴィッセル神戸 サガン鳥栖


いよいよ今年もはじまりましたね、Jリーグ!

日常が帰ってきた!

DAZNでの鑑賞でしたが、
なんというか、見ていてまず出てきた感想は

「いつもの週末が、日常が戻ってきた!」

でした。
この間の公開練習試合を観に行った時も同じことを思いましたが、
週末のこの時間を、サッカーを観て、楽しんで過ごす。
これを当たり前として過ごせていたのは、
去年の成績がどうあれ、やっぱり幸福なことだったんだな、と。
改めて感じました。

試合の中で印象的だったのは・・・


開幕戦という、いわば“お祭り”の雰囲気もほしくなる試合としては
やや派手さに欠けた試合内容かもしれません。

ですが、この試合に集まってくれたファン、サポーターの方々は、
ひとつひとつのナイスプレー、ファインプレーに対して
歓声や拍手でしっかり意思を示してくれる
“良いお客さん”でした。

彼らが作り出した、盛り上げたスタジアムの雰囲気は、
試合内容の寂しさを補って余りあるぐらい、素晴らしかったです!

僕たちはどうだろう?


そして、こういう試合を見せられるたびに思うのは、

「NACKでこれに近い、むしろそれ以上の雰囲気を
“いつも”作り出せないのはどうしてなんだろう?」

という疑問です。

誤解の無いよう補足すると、
僕の中ではやっぱりNACKは一番のスタジアムですし、
そこに流れる雰囲気も、もちろん好きです。

ただ、
あれだけ近い、
それこそ音や声が選手に直接聴こえる、
届くぐらいの距離で見られるスタジアムなんだから、

「ゴールが決まった!」
とか
「今あの選手が頑張って相手のゴールを防いだ!」
のような決定的なプレー以外、
それこそ、
無理に急がず、フリーの選手を見つけて丁寧にパスをつけたとか、
相手の猛プレスに慌てず、GKとCBが連携していなしたとか、
そういう“地味だけれど良いプレー・判断”に対しても
大きくリアクションしてあげたほうが、
ゴールを決めるとか、そういう派手なシーンになかなか関与できないポジションの選手も、
「自分の頑張りはきちんと見てもらえてる!」
と、モチベーションを上げてくれるのではないでしょうか。

では、その反応が起こらない原因は?

あくまで僕の個人的な感覚ですが、
NACKに集まるお客さんにはなんというか、
「今のプレー、自分はこう思うけれど周りはどうなのかな?」
といったように

どんなプレーや判断を正とするか、
その基準を周囲の大きな反応に委ねている、
示してくれるの期待している


そんな感じがします。
そしてそれは、スタジアム内で最も声やボディーランゲージで
意志や感情を示しやすいゴール裏にすら同じ雰囲気があります。
コールやチャントを待っている、というかなんというか。


もっと自由に“良いものは良い”と!


もしも、僕の憶測どおりの心理で、
良いと思っているものの、それをスタジアムで表現できていない。
そんな方がいるとしたら、僕はこう思います。

応援する、サポートする気持ちの表し方は、
ひとつしか正解がないわけではありません。


誰だって、褒められれば嬉しいに決まっています。
形にこだわりすぎず、自由に褒めてみませんか?

褒めたいけれど、
「これ、褒めても良いのかな?」と迷ってしまう方へ。

それなら、
“良いとされるプレー”を、もっと知っていこうとしませんか?


偉そうなこと書いていますが、
僕は自分でサッカーなんてやったことがないし、
どんなプレーが良いかなんて、自分の感覚でしかまだ測れていません。

ですが、
自分の好きな地域の名前を背負って、
その価値を高めようと頑張ってくれている選手に対して、
少しでも多く感謝の気持ちを伝えたいと思うからこそ、
素人なりにも勉強していきたいな、と。
僕はそう思って応援しています。


今度の日曜日に、
アルディージャの“次の20年”がスタートします。

クラブから提示されたものを享受するだけでなく、
クラブ、サポーターの双方から価値の創造・提供していく。そんな“次の20年”にしていきませんか?

日曜日はその第一歩となるよう、
ぜひ皆さんでNACKをもりあげていきましょう!

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