【観戦記】 2018 J2第2節 vsFC町田ゼルビア

2018/03/04

FC町田ゼルビア Jリーグ 観戦記 大宮アルディージャ


連勝はならず、厳しい敗戦となりました。


“やりきった度”で完敗


昨年の挽回が期待される大前選手と、
公開練習試合で注目を集めた嶋田選手が初スタメン。
それぞれの活躍が楽しみではありましたが……


大前選手とシモヴィッチ選手。
得点の量産を期待された2人がそれぞれ決めるなど明るい材料もあったものの、
2-3での敗戦に終わってしまいました。

ころころ向きの変わる強風や走らない芝の状態など、
対応に苦慮する要素は多々あったかと思われますが、
与えられた状況でやるしかないのがサッカーです。

現状に対していかに素早くアジャストするか。
それもまた、サッカー選手、チームとして問われる能力・資質だと僕は思います。

環境や相手の出方に、真正面から取り組みすぎた

これが今日の敗因のひとつではないかと思います。

自分たちの色を忘れずも、その状況や相手ごとに最適なプレーが選択できる。
これから強いクラブになっていくには、そうした姿勢を築けるかどうかが重要ではないかと思われます。

町田ゼルビア、このままじゃ勿体なくない?

そして今日、試合以外に、もしかしたらそれ以上に印象的だったことが、
町田ゼルビアのホームゲームは、

内容の充実さに対して、ハードが追いついてなさすぎるんじゃないか。

という点です。

他サポで、しかも現代の商業サッカーの水準からすればそこまでハイレベルじゃないスタジアムをホームにしている僕が言うのは失礼かもしれませんが、
それでも、

「このチームをこの環境のままでずっと過ごさせるのは勿体ない!」

そう思わせられた点が、今日のスタジアムにはいくつもありました。

場内のイベントやグルメは予想以上に盛り込んであったし、
ピッチ上で繰り広げられるプレーも、
ハードワークとチームプレーの意識が行き届いていて面白い。
そして、それを見守るファン・サポーターの反応も悪くない。

それどころか、バックスタンドやメインスタンドの観客もタオマフ回しに積極的に参加するあたり、
良い反応のあるファン・サポーターだと、素直にうらやましかったです。


この日一番の目当てだった、コンフィサンド。
ウチの公式HPに載っていた画像より、実物は肉が大きくてちょっと得した気分になりました。

その現場の熱をありのままに表現しきれないスタジアム環境と、
その熱を毎試合同じぐらい集めようとするには骨が折れる交通アクセス。

正直、ハード面で機会損失させられてしまっている部分はあるんじゃないかなぁ、と思いました。



「きっと観客席の傾斜がもっときつくて、しかも屋根があったらあんなモンじゃないんだろうなぁ」と思わせられた、町田サポさんの応援。


試合前の、ちょっとした運動になった上り坂。
幅広い年齢層を呼び込むにはここが難点となるのかも。。。

しかし、確かな未来を感じさせるクラブでもありました

そういった中でも、最大限に快適に楽しんでもらおうと、
頑張ってくれているスタッフの方、ボランティアの方も、
スタジアム内外で多く見かけました。

スタジアム付近まで走るバスの路線や停留所を案内してくれたスタッフ(ボランティアの方かも?)さん。
初めてのアウェーでこういうホスピタリティを受けられるのはとてもありがたいです。

そして、今日の試合の挨拶に町田市長が訪れたことなどから、

決して行政や地域の方々から蔑ろにされているわけではない、
それどころか愛されているクラブだと感じました。


今年から町田ゼルビアは、
本格的にJ1昇格を視野にシーズンを戦っていくと聞きました。

その現場の熱にできる限り周囲の方々も応えてあげてほしいと思いますし、
そういった未来を実現するのは決して不可能ではない。

そんな魅力が確かにあるクラブだと思いました。


次に試合をする時は、本気で昇格を狙えるクラブとして、
こちらもぶつかっていきたいです。

おまけ




次はこのぐらい圧倒したいです 笑

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